インプラントとはどんな治療?1|大分県別府市の新港イトセ歯科

インプラント治療とはどのような治療でしょうか?その1

インプラント治療とは

インプラント治療とは、歯を失ってしまった際に人工の歯根であるインプラント体を顎の骨に埋入することで、歯の本来の見た目や機能を回復させる治療法です。インプラント体が顎の骨と強く結合しているため、天然の歯とほとんど同じくらいしっかりと噛むことができ、人工歯も患者さん一人ひとりの歯の色や形に合わせて作製するため、天然の歯のように美しい仕上がりになります。

インプラントの構造

インプラントは、インプラント体(人工歯根)、アバットメント(インプラント体と人工歯の連結部分)、人工歯(被せ物)の3つのパーツから構成されています。アバットメントと人工歯を合わせて「上部構造」と呼びます。また、インプラント体にはインプラント体とアバットメントがそれぞれのパーツに分かれる「2ピースインプラント」と、インプラントとアバットメントが一体化している「1ピースインプラント」があります。

2ピースインプラント

ンプラント体とアバットメントをネジで連結するタイプのもので、それぞれのパーツに分かれています。ほとんどのケースでも適用が可能で、インプラント外科手術が1回のみの「一回法」と、外科手術を2回必要とする「二回法」のどちらでも対応することができます。また、口腔内の状態や治療経過に合わせて、アバットメントを選択することができ、人工歯の形も必要に応じて変えることができます。しかし、2回の外科手術を必要とする場合があるため、患者さんの身体的負担がかかってしまいます。さらに、1ピースインプラントよりも部品が多いため、費用がかかってしまい、人工歯を装着するまでの治療時間も長くなってしまいます。

1ピースインプラント

インプラント体とアバットメントが一体化したタイプのもので、一回法に用いられます。歯茎を切開する外科手術が1回で済むため、患者さんの身体的負担を軽減することができます。また、2ピースインプラントよりも部品が少ないので、費用も抑えられ、治療時間も短くて済みます。しかし、十分な顎の骨量が十分かつしっかりとした初期固定が必要という使用の条件があります。

インプラントの手術の一回法と二回法

一回法

一回法は、歯茎を切開する外科手術を1回だけおこないます。手術ではインプラント体を埋入し、アバットメントの連結までをおこないます。その際、アバットメントの一部を歯茎に露出させた状態で、顎の骨とインプラント体が結合するために約3ヶ月〜6ヶ月の治癒期間をおいて、しっかりと結合が確認されたら人工歯を取り付けます。

二回法

二回法は、歯茎を切開する外科手術を2回おこないます。1回目の手術では、インプラント体を顎の骨に埋入してから、一度歯茎を閉じてインプラント体と骨が結合するために約3ヶ月〜6ヶ月の治癒期間をおきます。結合が確認された後、2回目の手術で再度歯茎を切開し、インプラント体とアバットメントを連結します。歯茎が治癒したら人工歯を取り付けます。

人工歯(被せ物)の種類

オールセラミック

全てセラミックでできた人工歯で、見た目も天然の歯のように美しく、使用していても変色をしないため、美しさを維持することができます。また、セラミックは金属ではないので、金属アレルギーを引き起こす心配はありません。しかし、強度はそれほど強くないため、強い力が加わってしまうと割れてしまうこともあります。他の人工歯よりも価格は比較的高いです。

ハイブリッドセラミック

セラミックとレジン(プラスチック)を混合した素材でできており、見た目も天然の歯のように美しい仕上がりになります。比較的費用も安く、もしも欠けてしまった場合も、大抵は口腔内で修理することが可能です。しかし、プラスチックを混合しているため、時間が経つと変色しやすいです。

メタルボンド

金属の上にセラミックを焼き付けた素材です。見た目が天然の歯に近い仕上がりで、変色もしにくく強度も強いため、奥歯によく使用されます。しかし、内側の金属の種類によっては、金属アレルギーを引き起こす場合があります。また、比較的費用は高い場合が多いです。

ジルコニア

人工ダイヤモンドであるジルコニアは、美しい歯の色で歯茎と馴染んで見えるため、特に審美性に優れている素材です。また、非金属のため金属アレルギーの心配もありません。さらに、強度や耐久性にとても優れており、噛み合う歯への負担も少ないです。しかし、人工ダイヤモンドのため、費用が比較的高い場合が多いです。

インプラントと骨結合

現在のインプラント体の材料は、主にチタンが使用されています。チタンは生体親和性が高いため、人体に取り入れても異物として認識されず拒否反応が起こりません。また、骨と強固に結合する性質を持っているため、埋入したインプラント体が、折れた骨が再びくっつくという、体の治癒のメカニズムがインプラント体の周辺にも起こり、新しくできた骨がチタンの周囲に取りついていきます。次第に骨がチタンの表面の細かい部分にまで入り込んでいくことで、インプラント体は骨の中に取り込まれた状態になるのです。このインプラント体と骨が結合することを「オッセオインテグレーション」(骨結合)といいます。骨結合は、インプラント体の表面の性状によって骨の結合に差が生じることが分かっており、表面が滑らかなインプラント体よりも、微少に表面が粗くなる加工を施したインプラント体のほうが、十分な骨結合を得ることができます。

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