インプラントと骨粗しょう症|大分県別府市の新港イトセ歯科

インプラントと骨粗しょう症

骨粗しょう症とは?

骨粗しょう症とは、骨量の減少や骨質の劣化などで「骨の強度が低下する」ことによって、骨折しやすくなる骨の病気のことです。人の体の骨は一度出来上がるとその後は変わらないわけではなく、絶えず入れ替わっているのです。古く劣化してしまった骨は、活性化されて新しい骨へと生まれ変わる、いわゆる骨の新陳代謝がおこなわれるのです。健康な骨の場合、骨吸収によって古く劣化してしまった骨を壊し、骨形成によって新しい骨を作るというサイクルのバランスが保たれているのですが、骨粗しょう症の骨では、骨形成よりも骨吸収の方が進んでしまうため、骨が壊されたままになり、骨がスカスカな状態になってしまうため、もろく、骨折しやすくなってしまうのです。

また骨粗しょう症は、痛みなどの自覚症状がないことが多いために、気付かないうちに骨粗しょう症になってしまっていたり、症状が悪化している場合が多く、そのため定期的な骨密度検査を受けるなど、日ごろから細かい検査が必要になります。骨粗しょう症の治療は主に整形外科でおこなうことが多くなります。

治療法としては、強度が低下した骨を強くして骨折しにくくするために、ビスフォスネート(BP)製剤を使用することが多く、副作用が少ないく高い効果を得られますが、同時並行して、インプラントなどの顎の骨に直接インプラント体を埋め込む治療をおこなう場合は、特に注意が必要となります。

ビスフォスネート製剤と歯科治療

骨粗しょう症による、新しい骨を作るというサイクルのバランスが崩れてしまい、骨吸収が進んでしまうのを抑制するのが、ビスフォスネート製剤です。骨吸収により、強度が低下してしまった骨を強くして、骨折しにくくするために使用するビスフォスネート製剤は、骨吸収を抑える事で骨からカルシウムが出て行くのを防ぎます。しかし、同時に新しい骨や歯茎を作る機能も抑制されてしまいます。また、新しく再生させる機能を抑制された骨や歯茎から細菌が感染することによって、傷が治りにくくなってしまったり、顎骨壊死(顎の骨が溶けて露出する)になってしまう危険性もあります。

ビスフォスネート製剤には、飲み薬と注射薬があり、注射薬を使用した方が顎骨壊死などのトラブルの発生頻度が高くなるということが分かっています。また2016年から、ビスフォスネート製剤以外の種類の薬でも顎骨壊死が起こることがわかってきました。総称して、骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(ARONJ)と呼ばれており、

1.ビスフォスネート製剤、デノスマブ(骨吸収を亢進させる体内物質を阻害し骨粗しょう症による骨量低下などを改善する薬)による治療歴がある。

2.顎の骨への放射線治療歴がなく、骨病変が顎の骨への癌転移でもない。

3.医療従事者が指摘してから8週間以上持続して口腔、顎、顔面領域に骨が露出している。

以上の3つにあてはまるものを「ARONJ」としています。 歯科治療での顎骨壊死のきっかけになる治療は、抜歯治療が約6割と一番多く、インプラントなどの外科処置を含めると全体の7割にもなってしまいます。その他の歯科治療では、入れ歯が合わず起こったり、自覚症状のないため自然に発生してしまう、また歯周病が原因で起きてしまう、といったことがきっかけとなって起きています。

骨粗しょう症の方のインプラント治療

骨粗しょう症のため、ビスフォスネート製剤を使用している方はインプラントの治療が出来ないというわけではありません。以下のこと気をつけていただくことで治療が可能な場合があります。

歯科医師にビスフォスネート製剤などの骨を強くする薬を飲んでいるなどを伝える

インプラント治療を希望する際には、骨粗しょう症でのかかりつけの医院で、インプラントをするかどうか、薬を休薬するかどうかを主治医と相談して決めることが必要です。また、初めての歯科医院での治療前にはカウンセリングなどで事前に担当医師から現在服用している薬などを伝えることが大切です。治療途中から薬を服用しはじめた場合は、ビスフォスネート製剤を服用していることを知らないまま抜歯などにならないよう、医師に速やかに報告してください。

口の中をきれいに保つ

ビスフォスネート製剤の服用により、骨吸収と骨形成のサイクルのバランスが通常と違うために、骨や歯茎の細菌への抵抗力が下がってしまいます。そのため、口の中を清潔にして細菌量を減らすことが重要です。虫歯をそのまま放置していたり、歯周病が進んでいる場合は、口の中の細菌が増えやすくなってしまうため、事前に治療を済ませるようにしましょう。また歯科衛生士による、専門的なメンテナンスの指導なども受けることをお勧め致します。

4年以上ビスフォスネート製剤を使用している

4年以上薬を使っている方や、顎骨壊死のリスクが高いと思われる方は特に慎重に治療をおこなう必要があります。長く使用していると骨の中の薬の蓄積量が多くなるためです。その際、インプラント手術前2か月程の休薬が可能であれば、休薬をおこなっていただく場合もございます。

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