インプラントの歴史|大分県別府市の新港イトセ歯科

インプラントの歴史

インプラント治療の起源

インプラント治療が歯科医療の一般的なものとして広く知れ渡るようになったのは、1960年代以降ですが、インプラントの歴史はとても古く、その起源は紀元前までさかのぼります。 古代エジプト文明では、死者を埋葬する際に死後の世界でも不自由しないよう願いを込めて、抜けた歯の部分に象牙や宝石などを埋め込む風習があったことが分かっています。さらに古代ローマ時代に鉄で出来たインプラントを埋入したの骸骨が発見され、古代ギリシャでは権力者が奴隷の歯を抜き、自分の抜けた歯に埋めていたことも記述により分かっています。さらに7世紀頃には、マヤ族の女性の前歯部分に貝殻を加工して埋め込まれている骸骨の一部も発見されています。 このように、失った歯の代わりに別の何かを埋め込むという現代のインプラント治療と同じような方法は、古代からすでおこなわれていたのです。

チタンインプラントの確立

インプラント治療は20世紀に入ってから歯科医師の研究により大きく変わっていきます。顎の骨の中にインプラント体と呼ばれる金属を埋入するため、これまでに金やサファイア、鉄、ステンレス、アルミニウムなど様々な素材が歯の代わりとして使われてきました。しかし、どれも生体親和性の性質を持つものではなく、良い結果を得ることができませんでした。しかし、1952年にスウェーデンのペル・イングヴァール・ブローネマルク博士が、ウサギの脚にチタン製の生体顕微鏡を埋め込んで実験をおこなっていた際に、そのチタン製の器具が骨と結合をおこしてしまい離れなくなったことにより、チタンが生体親和性の性質を持ち、骨の組織と結合することを発見しました。

これをオッセオインテグレーション(骨結合)を命名しました。ブローネマルク博士は13年の研究を重ねて、1965年に下顎無歯顎症例の患者さんにスクリュータイプのインプラントの埋入施術を成功させ,ボーンアンカードブリッジを装着しました。 こうして現在の歯科医療での主流となっている純チタン製のインプラントが初めて人に使用されたのです。同じ時期にアメリカの歯科医レオナルド・リンコー博士がブレードタイプのインプラントを開発し(チタンブレード)、1970年代には日本にも導入されました。生存率の高いチタンが骨と結合するという特質をもっていたことから、インプラントは骨結合型インプラントへと移行していき、さらにインプラントの科学的根拠に基く確実性も立証されました。また1983年には、日本初のノーベルファルマ社のブローネマルクシステムによるインプラント手術が、東京歯科大学で行われました。日本に、「失った歯を取り戻すことができる」インプラント治療が導入された初めての事例になります。

現代のインプラント

ハイドロキシアパタイト(HA)インプラント

これまでの一般的に使用される素材として主流なのは、生体親和性の高いチタンですが、骨と結合するまでに時間がかかるため、治療期間が半年から1年と長いことから患者さんの精神的負担が大きいことが治療においての問題点でした。さらに、チタン製のインプラントは顎の骨と完全には結合しないで、少し隙間が空いてしまうのです。そのため治療時間を短縮し、さらに骨結合をより強くするために研究を重ね、生体活性素材であるHA(ハイドロキシアパタイト)を表面に使用したHAインプラントを開発しました。生体活性は骨と化学反応を起こすことで、HAは歯や骨を形成する成分であり、歯のエナメル質や象牙質のほとんどがこのHAによって形成されています。

HAは初期虫歯などを再石灰化させる治療に使われることがあります。 生体活性素材のHAをコーティングしたインプラントは、骨と生化学的結合しやすくなります。(バイオインテグレーション) チタン製のインプラントに比べると結合までの期間が短縮されます。さらに強い骨結合も期待できます。この治療法を用いることで、治療期間自体の短縮も可能になりました。 しかし、HAコーティングのインプラントは1ピースインプラントが主流なため、2ピースインプラントに比べ治療工程が少ないのと、骨と結合するスピードが速いなどの理由もあり急速に歯科全体に広まってしまったせいで、診断などを疎かにし安易に治療に取り組んでいた医院もあり、その結果、格安インプラントなどが当時急激に増えてしまい、「1ピースタイプのHAインプラントは格安インプラント」というような誤認識もされてしまいました。 HAインプラントは、歯科先進国である米国において使用率や支持率はとても高くなっており、臨床はすでに15年を経過しています。安全性が高く、そして信頼できる治療法として、HAインプラントは非常に有効な治療法といえるのです。

オールオン4

オッセオインテグレーションの発見からインプラント治療は大きく進歩しました。 しかし1980年代頃は噛むことができる、という機能を重視した治療だったために、審美的な面での治療はされていませんでした。しかし徐々に審美的な治療も重要視されるようになり、2000年代に機能性にも審美的にも優れており、治療期間を短縮できるインプラント治療が開発されました。 手術後すぐに仮歯が装着できるというクイック・インプラント・システムのノーベルバイオケア社のオールオン4(All-on-4)という治療法です。 オールオン4は通常4本のインプラント体で12本から14本の歯を支えます。 上下顎ともに実施するなら最低8本のインプラント体だけで最大28本の歯を支えることが可能になったのです。これによりより患者さんの負担を軽減できる治療が可能になりました。

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