ブローネマルク|大分県別府市の新港イトセ歯科

ブローネマルク

現在、インプラントのメーカーは世界中に数百あるといわれています。その中でも、スウェーデンのノーベルバイオケア社(ブローネマルクインプラント)、アメリカのジーマーデンタル社(カルシテックインプラント)、スイスのストローマン社(ITIインプラント)、スウェーデンのアストラテック社(アストラインプラント)が世界4大インプラントメーカーと呼ばれています。世界4大インプラントのメーカの中でも、ノーベルバイオケア社は世界的に最も治療の実績のあるブローネマルクインプラントを製造販売しています。ブローネマルクインプラントは、現代デンタルインプラントの父と呼ばれるスウェーデンの整形外科医であり、学者のペル・イングヴァール・ブローネマルクの名前からつけられました。このブローネマルクとはどのような人物だったのでしょうか。ご説明いたします。

オッセオインテグレーションの発見

現在、インプラントや多くの医療現場においてチタンという素材が使用されています。しかし、歯科医療の分野では、チタン製のインプラントが使用される前までは、失った歯の代わりに様々なものを代用して、義歯として使用していました。最初にインプラントがおこなわれたのは紀元前にも遡り、当時は象牙や宝石で作った人工歯を装着していましたが、ほとんど歯として使えるようなものではありませんでした。その後も金などの金属を使用したインプラントが作られてきましたが、骨と結合することができないため実用的ではありませんでした。

しかし1952年、ウサギの脛にチタン製の生体顕微鏡を取り付け骨折の際のマイクロサーキュレーションの実験をおこなっていた、スウェーデンの整形外科医であり学者のブローネマルク博士が、偶然にチタン製の器具がウサギの骨とくっつき外せなくなったことから、チタンが骨の組織と拒否反応を起こさず結合する現象(オッセオインテグレーション)を発見しました。オッセオインテグレーションとは、ラテン語で「骨からなる」という意味と英語で「一体化」という意味を組み合わせた造語です。 このオッセオインテグレーションの発見により、歯科医療は大きく技術革新を遂げるのです。

さらに、ブローネマルク博士は研究から、血液を使用することで骨が再生するということを発見しました。これは、現在の骨の量が足りない場合に自分の別の部分の骨を利用して、骨の再生させる骨造成治療法として活用されているアドバンスというインプラント治療に生かされています。さらにブローネマルク博士は、骨にT字型の金属のプレートを埋め込むことで、同じ形の骨を作ることができることも実験しています。この技術は、現在の聴覚治療で際の耳小骨を作る元になっています。

チタンインプラントの歯科治療の第一号

ブローネマルク博士は、チタンを使ったインプラト治療の第一号としてビーグル犬の歯を抜いて、そこにインプラントを埋入して義歯を装着しました。その際、骨にインプラントを埋入するのではなく、歯槽骨の上にチタンを載せてその上に歯を被せるというものでしたが、しっかりとチタンが骨と結合し、土台として活用でき、さらに歯も装着できたことから実験は成功しました。さらに博士は、普通に歯が生えている状態の実験をおこなうために、ネジ型のチタン製のインプラント体を開発し、骨に埋入してから歯を装着するという、ネジ型式インプラントも考案しました。その後も、様々な形のインプラント体を犬の顎の骨に埋入し、さらに義歯となる歯の素材も変えてみましたが、歯茎が炎症を起こすことなくインプラントも抜けることはありませんでした。1960年から1965年にかけておこなわれた犬の実験により、見事にチタンが骨と結合する証明されました。

人間による初のチタンインプラント治療

犬の実験で成果を得たチタンインプラントでしたが、すぐには人間に応用することができないのが医学の最新治療でした。しかし、ブローネマルク博士の研究結果を見たスウェーデンの整形外科医であるヨスタ・ラーソン博士が、自分で試したいと名乗りを上げました。彼は生まれつき、無菌症のために歯を失ってしまっており、34歳でありながら総入れ歯でした。1965年に初の人間へのチタンインプラント治療がおこなわれました。その際、下顎にチタンのインプラント体を4本埋入しました。その後、4ヶ月〜6ヶ月の治癒期間を経て、チタンが骨に強く結合していることを確認した上で義歯を装着しました。ラーソン博士は2006年に亡くなりましたが、その間ずっとインプラントは全く問題なく機能していました。実に40年以上使用していたことになります。この治療により、インプラントの長期に渡る安全性が証明されることとなりました。

現在のチタンインプラント治療

ブローネマルク博士は、ラーソン博士の治療の後も治療と研究を続け、1981年に発表されたデータでは2768症例にも及びました。現在では正しい治療をおこなうという前提であれば、上顎で95%、下顎で99%の成功率を誇っています。 このようにブローネマルク博士の功績は、歯を失われた患者様への有効な治療法として現在も歯科医療を超えて、様々な医療分野で活用され続けています。

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